直感的な操作や高い追従性、高速レスポンスをテーマに開発されたノンリニア編集機Prunus。番組制作や報道などの迅速かつ柔軟な対応が求められる現場で活躍しています。各種テープレスメディア映像フォーマットへの対応、テープや回線から収録しながらの追っかけ編集、LANによるネットワークがつくり出すサーバーライクな素材共有など、効率化への様々な機能を実装。 Prunusは今、そのシームレスな能力で、映像編集のフィールドに新しいワークフローを誕生させます。

シームレスにネイティヴ編集

テープレスメディアの各種フォーマットを混在編集

• 各種メディア用のドライブを接続することで、XDCAM（25/35/50Mbps）やP2HD（DVCPRO、AVC-Intra）、GFPAK（HD/SD）などの各種フォーマットの混在編集が可能です。
• 編集時はリアルタイムで再生しながら、素早い操作レスポンスを実現します。
• メディア接続後、素材をHDDにコピーせずに編集を開始できます。
  ※メディアからHDDへのコピーは編集作業と並行しておこなうことも可能です。
• タイムライン上のファイルコーデックと出力コーデックが一致している場合、カット編集部分を再エンコードせずに出力できます。（スマートレンダリング）

対応する様々なテープレスメディア

テープからの入力、テープへの出力にも対応

• テープの素材は、HD-SDI入力経由でMPEG2 100MまたはAVC-Intra50/100M、XDCAM 50M、XAVC 100Mなど、さまざまなフォーマットで収録可能です。
• VTR映像の使用部分にIN/OUT点をうち、タイムラインにEditするとリニア編集と同様の挙動で、収録しながらタイムラインの指定の場所にクリップが貼り付きます。
  オープンエンドの編集も可能です。
• 収録中の素材は収録の完了を待つことなく、編集対象にできる「追っかけ編集」を搭載しました。
• リニア編集機と同等な1フレーム精度のInsert/Assemble書き出しに対応します。

追っかけ編集比較例

優れたコストパフォーマンス

ネットワークの構築で、サーバーレスの素材共有

• 複数のPrunusをLANで接続することで素材を共有でき、高価なサーバーを設置する必用はありません。
• ネットワーク接続された他のPrunusで収録中の素材を使用できる、 “ネットワーク追っかけ編集”も可能です。

編集作業の効率化に貢献する、さまざまな機能を実装

動画ファイルへのインサート「部分差し替え」機能

運用実績十分の部分差し替え機能で、放送直前でも映像の出力可能
(対象：AVC-I、XAVC-I)